福田美佳 Mika Fukuda

オペラ歌手。Soprano Lirico Puro(純粋なリリック・ソプラノ)
大阪音楽大学声楽専攻首席卒業。
大阪音楽大学大学院オペラ研修室修了。
関西二期会オペラスタジオ首席修了。
イタリア国立パルマ音楽院(Conservatorio di Parma"Arrigo Boito")オペラ科を優秀成績で規定より1年早く修了。
ディプロマ-ラウレア(Diploma-Laurea)取得。
イタリア政府招聘給費留学生(Borsista del Governo Italiano)。
ロータリーインターナショナル財団奨学生。(Borsista del Rotary club international)。
大阪いずみホールでの帰国リサイタルをはじめ、全国各地でのリサイタルは2017年 京都・秋田で第22回を迎える。2001年東京・大阪でのリサイタル(ピアノSimone Savina:パルマ歌劇場専属)は、イタリア政府より「日本におけるイタリア」公式プログラムに認定される。
イタリアにおいてはシエナ大聖堂コンサートTV放映・San Secondo・Parma・Torrile・Varsi・Busseto各市主催のリサイタル他、各地で演奏。Parmaでのリサイタルは好評のため再演される。「蝶々夫人」”蝶々さん”、「ドン・カルロ」“エリザベッタ”、「愛の妙薬」"アディーナ"、「修道女アンジェリカ」“アンジェリカ"、「コジ・ファン・トゥッテ」"フィオルディリージ"、「フィガロの結婚」"スザンナ"、「領事」主役"マグダ"、「細川ガラシャ」“ガラシャ”、フィリピン大使館主催日比共同制作「Ukon Takayama」“ガラシア”他、多数のオペラに主役級で出演、伝統的なベルカント唱法を受け継ぐ歌手としていずれも高い評価を得る。新国立劇場(文部省オペラ年鑑掲載)大阪市中央公会堂をはじめ、東京・大阪・京都に於いて出演した「蝶々夫人」でのベルカント歌唱・表現を認められ、イタリア政府外務省文化支援団体"ダンテ・アリギエーリ協会"のもとにオペラ団「オペラ大阪」をプロデュース。イタリアの伝統を大切にしたオペラ公演でベル・カント唱法のテクニックを持つ歌手の育成に力を注ぐ一方、各地でイタリア正統派ベル カントの指導にあたっている。
第28回イタリア声楽コンコルソ(東京)、第2回R.レオンカヴァッロ国際オペラコンクール(イタリア)、第40回G.ヴェルディ国際オペラコンクール(イタリア)フィナリスタ。
大阪府芸術劇場奨励新人賞受賞。
ベル カントをLucetta Bizzi女史、Daniela Longhi女史、声楽を故浦山弘三氏、原田研一氏に、イタリアオペラをEugenio Furlotti氏、イタリア舞台演技をMarcello Conati氏に師事。


「持ち声は良いし、音楽性にすばらしいものを持っている。そしてイタリア生活が身についたのか歌唱に良い意味で日本人離れした表現がある。
 −将来大型歌手になる素材である。」 
 (日下部吉彦氏・音楽の友 1999年11月号)
「柔らかく木目の細やかな声質が生かされ深い詩情が表現された。」 
(中原昭哉氏・関西音楽新聞 1999年11月号)
「立派な声の持ち主で声そのものも美しく技巧的に安定している。
 −素材として魅力的。」 
(福本健氏・音楽の友 2000年7月号)

「響きを大切にした歌唱を聴かせ、静謐さに満ちた音楽を奏でた。」
(網干 毅氏・音楽の友 2001年12月号)
「神聖な次元へと、また無限の芸術へと魂をかき立てられる」  
(イタリア・パルマ新聞 1997年5月23日)
「イタリア・オペラのアリアに集中したリサイタル。前半はヴィヴァルディの《バヤゼット》から「私は侮蔑された花嫁」、ベッリーニ《ノルマ》の「聖なる女神よ」、ドニゼッティ《アンナ・ボレーナ》の「あなた達、泣いているの?−私を連れて行って」を。後半では《トロヴァトーレ》から「穏やかな夜は静まりかえり」、《シチリアの夕べの祈り》から「ありがとう、愛しい友たちよ」、《運命の力》から「平和を、平和を神よ!」などヴェルディの作品に絞って歌った。
 プログラムの構成もうまい。ヴィヴァルディでは内面に深く訴えかけたのに続いて、ベッリーニでは一種、神秘的な叫びを内包した歌唱を披露。ドニゼッティでは歌唱自体を演劇化したような技巧で、この歌手の多様で幅広い表現の可能性を聞かせた。
 これを受けた形のヴェルディではまさにオペラを圧縮して披露しているかのような舞台効果を作り出していた。イタリア語を完全に自分のものにしているところから来る自在さが屈伸力のある歌唱に結びつき、それが音楽の中に込められた演劇的要素も引き出す力になっているのだろう。ピアノ(シモーネ・サヴィーナ)だけで、特別な演出もしない簡素な舞台が清々しかった。」
(嶋田 邦雄氏・音楽の友 2004年6月号)